以前の記事で紹介した七賢の酒蔵開放に今年も行ってきました。
3/11の最終日に行って、かなり時間が経ってしまいましたが、その記録をまとめました。
山梨銘醸(七賢)について
山梨銘醸さんは山梨県北杜市白州町にある酒蔵です。甲州街道の台ヶ原宿に位置しており、現在の蔵の売店がある北原住宅は明治天皇の行在所としても使われた歴史深い建物です。
七賢で作られるお酒は、南アルプスの天然水でおなじみの甲斐駒ヶ岳の深い岩盤を通っていた伏流水で作られており、なめらかな舌触りが特徴です。
その特徴を表したような七賢「絹の味」は代表的な銘柄で、価格も安く山梨県内のスーパーなら基本的にどこでも買うことができます。
利き酒
昨年と同じように、利き酒は七賢の高級酒銘柄が1杯ずつ飲めるチケットも含めて1000円でできました。今回も同じ会場で、別場所だった高級酒も統一されていました。
またポークなどの肉や煮貝などつまみ類がタダで食べられる魅力があるのも昨年と同じでした。
スパークリング日本酒:杜ノ奏
最近出た七賢の高級スパークリング日本酒の一種、杜ノ奏。サントリーの白州工場で使われていたウイスキー樽を使って日本酒を熟成させたスパークリング日本酒です。
深い味わいにほんのりウイスキーの風味がのったスパークリング日本酒でした。
星ノ輝のようにシャープな味わいにウイスキーの上品な風味が加わることで高級なスパークリングだなと思わせてくれました。
価格は4合瓶で10,800円と非常に高い部類に思いますが、その位置にふさわしいと思いました。
今年の蔵出し(無濾過生原酒)
今年は40周年記念だからか、ラベリングがカッコイイ感じでした。ラベルではなくて瓶に直接プリントされていました。
蔵出しの飲み味は、まろやかでフルーティでした。非常に飲みやすくどんどん飲めてしまう酒ですが、度数は19%と普通の日本酒より高めです。
私は美味いというのと周りの人の乗りがいいということでたくさん飲んでしまい、後がかなり大変でした・・・。
家屋の散策
利き酒に満足したころにはかなり酔っていました。酔いをさますために、売店がある北原住宅を散策することにしました。
北原住宅の中は自由に靴を脱いであがれましたが、立ち入れる箇所は制限していました。
ちなみにこのときは、骨董市が催されていました。
ガラス細工や皿、タンス、工芸品などが売られていました。
芸術品に見えますが箸でした。2500円とはお高い箸です。
私事ですが、この中の鉄瓶を1800円で一つ買いました。
始めは骨董品だと思いましたが、家に帰って見たら最近作られた工芸品だと気づきました。
丁度、板の間が寂しかったので一つ飾りとして置くことにしました。
まとめ
今年も七賢の蔵開きに行ってきました。1000円で七賢の日本酒の品種がほぼすべて飲めてしまい、おつまみも食べられるこんな利き酒は他にはないように思います。
昨年のような感動は無かったですが、非常に良い蔵開きでした。
また来年も行きたいですね。
場所
住所:山梨県北杜市白州町台ヶ原2283
国道20号沿いの台ヶ原中交差点を右折すると旧台ヶ原宿があり、その中の一件です。