2018/01/19

ONKYOのポータブルヘッドホンアンプ「DAC-HA200」を使い始めた


久しぶりの更新です。すみません。
ふと思い立って、ONKYOのヘッドホンアンプDAC-HA200を買ってみました。

携帯できるポータブルアンプです。

アンプとは?

まずアンプについて簡単に説明します。
アンプはプレイヤから出力された音源を増強してスピーカーに送る装置のことで、細かな音も力強く音の再現性を高めてくれます。
良いスピーカー・ヘッドホンは音の再現性に優れているのですが、プレイヤ(iPodやウォークマンなど)に組み込まれているアンプでは音が弱いので、100%の能力を発揮できません。
そこで、アンプをプレイヤとスピーカーの間に挟むことで、音楽をより楽しむことができます。

補足:DACについて

DAC(デジタル/アナログコンバーター)とはデジタル信号からアナログ信号に変換してくれるものです。
プレイヤには基本的に組み込まれているのですが、性能の低いものであり、高音域の周波数は再現できません。
そこでプレイヤから直接デジタル信号をUSBなどを通して高性能なDACに送ることで高音域の音をアナログ信号として再現できます。
これにより、再現性の高いヘッドホンでは音楽を楽しむことができます。

機種選び

ここからがようやく本題です。
ポータブルアンプの値段は基本的に高めです。
下は数千円からありますが、上は数十万というものがあります。
そこそこ良い物を使いたいと思うと3万円くらいになってしまいます。
1万円台で良いメーカーのものは無いかと考えたら、ONKYOのポータブルヘッドホンアンプDAC-HA200がAmazonで17,000円ほどであり、評価も高めだったので思い切って買ってみました。

概観

前面には音量調節つまみと出力(Gain)の強弱のスイッチがついており、ヘッドホンジャックの差し込み口とがあります。

OPT/AUDIO INはまだ把握できていませんが、おそらく入力の3.5mmジャックの差し込み口だと思います。

背面には入力端子(USB/micro)、入力信号の切り替えスイッチ(左から2番目)、電源端子があります。

入力端子のスイッチは、さし込んだものに応じて切り替えるものです。

機能

ポータブルと言っているだけあってリチウム電池が搭載されています。
充電時間は8時間(USBからの給電)、動作時間は8時間(iOS)です。
音は、専用のアプリを使えばハイレゾ(CD以上の音質)を楽しむことができます。
あと残念ながら、Bluetoothによるワイヤレス接続はできません。

使用感

ヘッドホンはソニーのMDR-1Rを使い、音源はMacからUSB接続で音質を比べてみました。

※使うにあたっては、DAC-HA200はあらかじめ充電しておく必要があります。

MDR-1RはこれまでMacのヘッドホン端子に直挿しでも良い音を楽しめたのですが、それ以上に確かに細かな音が再現されているように思いました。
クラシックを聴くとこれまで聞こえてこなかった楽器の音色が鮮明に分かるようになりました。
しかし、ヘッドホンがそれほど高いものでないからか、DAc-HA200の全力を発揮できていないように思いました。

ポータブル性について述べると、やはり余計につなぐものが増えてしまい、ポータブル感が薄れてしまいます。
またポータブルとはいえ、プレイヤ(iPhone・iPod)よりも重いように思います。

まとめ

今後は家で使うことが多くなりそうです。
それならば、普通のヘッドホンアンプを買えば良かったと言われそうですが、同じ価格帯に良いアンプがなかったので、良かったのかもしれません。
また専用のアプリを使ってハイレゾを楽しんでみたいです。

DAC-HA200の情報(Amazon)


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